自らを演出する乙女の会「Girlish Lover」で呑む! #コード進行解析

2019年5月25日

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  • 本日の逸品(楽曲)は、自らを演出する乙女の会「Girlish Lover」です。
  • 記事中のコード譜は管理人の乏しい音感による耳コピとアレンジも含まれます。
  • 管理人独特の表現・言葉が含まれます。ギター目線です。

自らを演出する乙女の会 「Girlish Lover 」とは?

作詞:小田倉奈知  作曲:太田雅友 編曲:EFFY
TVアニメ『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』オープニングテーマ

「自らを演出する乙女の会」とはアニメ出演のメインヒロイン4人、赤﨑千夏、田村ゆかり、金元寿子、茅野愛衣さんらによるユニット。アニソンにはよくあるヤツですね。アニメについては、

県立羽根ノ山高校(通称ハネ高)に通学する、1年生の男女5名(なお、男子は1名)を中心とする、「恋愛」と「中2病」とハートフルかも知れない何かを巡る物語。

Wikipediaより

だそうです。ちゃんと観たことないですが、オープニングテーマが素晴らしかったので今回逸品として取り上げました!歌詞も言葉遊びのようなフレーズも盛り込まれてておもしろく、ちゃんとアニメ観たほうがいいかもしれません。というわけで乾杯。

おすすめポインツ!!

なんといってもサブドミナントマイナー(以下、SDm)です。よく使われるバターンの場合は、メロディーなんかも伴って一時転調して、「押さえつけられる感」とか「持ち上げられる感」があるのですが、この曲はメロディを伴わないパターンで、先述の"感覚"をバック(オケ)で感じれる逸品となってます。その感覚もまた気持ちよい。

あとこの曲にはbVIIがよく出てきます。keyがCのときは"Bb"です。ノンダイアトニックコードなので一時的な転調ではあるのですが、理論的なことはよくわかりません。ただ単純にメジャーコードですし、パンクロックやパワーポップなどロックな曲ではよく使われてたりします。ワタクシ的には昔よく聴いたGreen Dayの「In The End」のIとbVIIを繰り返すだけのバースが印象的です。

key=CならC(I)へ行きたくなる性格もありますね、SDm的要素のbIVと一緒に、Ab→Bb(bVII)→Cという進行などによく出てきますね。あとG(V)にも行きたくなる性格もあって、BbM7としてよく見かけます。今回もVへ行くパターンが多めです。

進行と合わせて呑んでいこっ

keyはG。イントロはD(V)いっぱつですが、半音下と行ったり来たりでロックンロールなアレンジになってます。わかりやすーいやつですね、「さぁはじまるよ」的な。かっこつけていうとクロマチックアプローチ?いっせーの!

サビ

G→→A/G→→CM7→→CmM7→→

おかえりYEAH!A/GはII7、ベタならAmなところ。マイナーなのかなぁとも思ったんですがギターがAで鳴ってそうだったのでAとしました。ベタ進行ならEmまたはGのままでしょうか。なんせ不思議な感じで、気持ちいいですね。

その後はSDmですね。でました。C→Cmと進行するのは定番の使い方ですね!でもこの部分、メロディがコード釣られていないので、CmM7(ラーンデ)もしくはCm6(ブー)としてます。SDmは一時転調なんですけど、メロディも伴うとグーーーっとSDm感が出ますが、メロディは自然にいっちゃうあっさりパターン。ただベースは3rdの音(Eb)から入るのでSDm感もbVI感もあります。

ちなみにEb(bVI)もCm(SDm、IVm)と同じ性格を持ってて同じような使い方をされることが多いですね!そちらも気持ちよい。

Bm7→→Em7→→F→→D→→(G)

ここで出ましたF(bVII)ですね。ちょっとした「上から押された感」または「ちょっとふわっとした感」ないですか?これも気持ちいい。そして自然にVであるDへ。

間奏

G→Cm/G→→→G→Cm/G→→→D7

GとCmの繰り返し。これもよく使われる進行ですね。サブドミマイナ感が気持ちいい。しかし特徴的なのは、ベースがずっとGに残っているところ。これもイントロや最初のAメロなどでよく見ますが、ハッキリ展開を決めないというか、最後のD7に受け渡すまで穏やかに過ごす感じ?その分、D7がキメもあいまってハッキリしますね。言い方は悪いですが進行を「濁す」と言うか、あいまいにする効果があると思います。

Aメロ

G→→→→Cm/G→→→→
G→→A/G→→F→→D7→(2x E)→

×2

この痛みは誰のせい?AメロもSDmでガンガン攻められてます!気持ちよい。Cm/G部分。ベースがGで残っているのでそこまであからさまではないところがニクいアレンジですね。トキメキポインツ!

A/G(II7)の不思議感でF(bVII)が案外自然に聴こえます。気持ちよいですね。2回目に登場してるEは一瞬なので触れませんがBメロへの準備でしょう。

Bメロ

Am7→D7→Bm7→Em7→
Am7→D7→G→Am7 A#m7 Bm7

ねえもっと一緒しよ!ここは4536251パターンみたいなもんですね、Bメロ用なんじゃないかってぐらいBメロでもよく出ますね。キメのあるアレンジが気持ちいい!特に「しだけ」の部分。Am7→Bm7へクロマチックなアプローチ。気持ちいい!

Am7→D7→F→G→Eb→→D7→→

油断も隙もねぇな!1回目と同じ流れかと思わせつつF→Gで一旦落ち着いて、Ebへ。F(bVII)ですが今回はG(I)へ。そして出ましたEb(bVI)です。この部分はSDm効果の代用ではなく単体の浮遊感みたいなのが心地よいです。EbM7が合う、というか心地いい!IにもVにもいける性質なのでD7へ行ってサビへの盛り上がり。

Bメロ~サビはブレイクの「そうもっと!」などがあってサビだー!ってゆう安心感がありますね。

アウトロ

TV版はどうなのかわかりませんが、FULLのここは、最後のサビからそのまま繰り返すようにサビの進行のまま行きます。その後の終わり方が気持ちいい!

G→Cm/G→→→G

サビの終わりに間奏の部分の1回をくっつけた感じですが、アウトロ部分通してカデンツァというかギターソロが鳴っております。それがSDm感を見事に感じさせてくれて、とても気持ちいいエンディングに仕上がっております!ふぉーーう!!なんというか失礼な表現かもしれないけど、おあずけ喰らってたけどやっと呑めた!または、ストライク入るのに投げさせてくれなくて、自分の意思でど真ん中投げたら三振決まった!そんな感覚です笑。いやぁ気持ちいいエンディングでした!

今回の〆

なんといってもSDmがふんだんに使われてました。あとbVIIですね。一環して言えるのはコード進行というかオケ的に一時転調などトキメキスパイスはあっても、メロディは自分を通してるというか、キャッチーでポップなメロディはそのままに、周りの演出もニクい、そんな曲でした。その分、最後のギターソロなんかすんげぇ気持ちよかったですw

ギターソロで思い出しましたが、この曲はちゃんとギターソロのパートもあるんです。今回取り上げませんでしたが、そこも他パートと違う進行とアレンジになっていておもしろいです。

あとこれも今回きちんと取り上げてないのですが、ギターソロのあとの最後のBメロの終わりに半音上がる転調をします!イントロのようなクロマチックなフレーズでそのまま結局同じキーに戻ってくるんですが、その部分も最高です!!なんならココが一番気持ちいいんじゃなかろうか!笑。もどってくるんかーーい!

というわけで今回もおいしくいただけました。カシスオレンジのようなあまくてさわやかな曲でしたね!ありがとうございました。