ブレンド・A「ぼなぺてぃーと♡S」で呑む! #コード進行解析

2019年5月27日

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  • 本日の逸品(楽曲)は、ブレンド・A「ぼなぺてぃーと♡S」です。
  • 記事中のコード譜は管理人の乏しい音感による耳コピとアレンジも含まれます。
  • 管理人独特の表現・言葉が含まれます。ギター目線です。

ブレンド・A「ぼなぺてぃーと♡S」とは?

作詞:こだまさおり 作・編曲:y0c1e
TVアニメ「ブレンド・S」 オープニングテーマ

「ブレンド・A」(読み:ぶれんど・えーす)は、 アニメのメインキャスト、和氣あず未(桜ノ宮苺香役)、鬼頭明里(日向夏帆役)、春野杏(星川麻冬役)3名によるユニット ですね、アニソンあるあるです。

作・編曲の「y0c1e」さんは、2018年より「佐高陵平」名義で活動されている方で、アニソンはじめ、エレクトロニカやDJなど幅広く手がけられているみたいです。「y0c1e」の読みは「ヨシエ」だそうです。

曲はキャストのユニットが歌っているので、かわいらしい印象を受けるかもしれませんが、実はブルースやジャズっぽいところもあってめちゃくちゃかっこいい。

アニメは、働く女の子が様々な「属性」のキャラを演じて接客する喫茶店のスタッフたちを描いたワーキングコメディ4コマ漫画が原作。

おすすめポインツ

代理コードや、dim、augが盛りだくさん。昨今のアニソンはこういう曲がほんとに多い気がします。かっこよくて困る!ワタクシ的に新しい要素に出会うことも多く、引き出しにないので耳コピが大変!しかし、それこそがこの曲の素敵でかっこいいポインツだと言っても過言ではない!

強いてゆうなら、Cメロ的なサビの後半部分!あそこいいっすよね!まぁ全体を通してトキメキ要素ちょこちょこあるので"コレだ"って言うのはないんですが、すべてがかっこいいので細かくみていきたいところ!

進行みてこ

とりあえずkey=F。

イントロA

F→Eb/F→F→Eb/F→F→Eb/F→C7

EbはbVIIで、Fといったりきたりすることでロック感みたいのが出てますね、イントロにぴったり。この「IとbVIIのいったりきたり進行」はGreenDAYの"In The End"などが個人的に印象に残ってるところ。パンクな曲なんかによく出ますね。

ベースはキーの音を残しつつオクターブ上がって盛り上がる曲序盤のイントロやAメロなんかによくでるアレンジあるあるですね。C7(V7)のブレイク、キメとあいまって「イクぜ!」ってなります。

イントロB

ほぼサビと同じ進行なのでサビパートでどうぞ!

Aメロ

F→→Ddim→→Gm7(9)→→C7(b13)→→

さあ扉あけましょう!Ddim部分は本来ベースがFなのでFdim(Idim)なんですが、構成音同じなので今回こう書いてます。I→bIII→IIm7→V7はワタクシが勝手に「薔薇より美進行(うつくしんこう)」と呼んでまして、布施明さんの「君は薔薇より美しい」に出てくる進行です。星野源さんの「恋」の間奏にも出てきますね。1625のお洒落版と考えてます。ビバップというかジャジーな感じがでてかっこいいですよね!

C7(b13)はたぶんCaugなのかもですが、ほとんど同じです。b13thがブルース感出てかっこいいんすよねー!メロディもブルーノートつっついてかっこよい!

F→→F#dim→→Gm7(9)→C7(b13)→Gm7(9)→C7(b13)

君を待つのは不思議なオアシス!F#dimはF→Gm7のツナギ的存在。D7/F#ともいえるのでGm7に対するV7、ベース音はF→Gへの経過音。その後のツーファイブGm7(9)→C7(b13)がキメと共に繰り返されるのがまたニクい!

Bメロ

Am7→Abdim→Gm7→Bb/C
×2

くーるんくーるんかき混ぜられるゾ!AメロV7だけどIにはいかねーぞ!Am7→Gm7へのツナギ的Abdim、全体的に下がっていく感じ、イキスギ進行っぽいヤツの一部分ですね。3625のお洒落バージョンていうことにしましょう!Bb/CはC9sus4のような感じ?!C7の遠回り的存在ですよね、Iへの誘導感がまろやかになりますね。ベース音以外ほとんどGm7だからコードチェンジも楽ちん!笑。そしてこれを2回繰り返します。いつまででも続けられそうな予感。

BbM7→→F/A→→
Gm7>Am7>BbM7→
Gm7>Am7>BbM7→
C7sus4→→C7

サービスサービス!いつまでも続きそうな雰囲気を打破するのがBbM7(IV)、AメロBメロではなんとここで初めての登場!まっすぐに素直に登場してきてくれたおかげで先の繰り返しの雰囲気を抜けた!と感じさせてくれる展開。気持ちいいですね。F/AはやっとでてきたIかと思いきやベース音がAなのでDm7やAm7的存在でしょう。まだスッキリはさせてくれない。

IIm→IIIm→IVを繰り返し、イキオイをつけてV7へ行くんですが、V7sus4の「遠回り(先延ばし)」で盛り上がってでV7でブレイク!サビいくぜ感最高潮!!!!
Welcome to…

サビA

サビは2部構成というか後半はCメロ(この場合、大サビではないパターン)なんじゃないか、とも思うのですが、よくわからんのでAとBでわけることにした。そういや今更だけど、AとBってのもAメロBメロと混乱するかなぁとか思ったんだけど①とかの番号だと1回目のサビみたいになるしαとかβってなんか亜種って感じもするし普通にA、Bとした。

F→→A7C#dim
Dm7→→Cm7(9)→Faug/B
(BbM7)

わーい!やっとF(I)だぁ!なんかお預けくらったかのようになんだかんだこのハッキリとしたFはAメロBメロと出てきませんでした。サビのドアタマ、これぞサビ!といわんばかりに登場!なんかこうスッキリ感すら感じます。ど真ん中ストライクがズバーっと決まった!みたいな。

A7(III7)はトキメキエモポインツのひとつ。Dm7に対するV7にあたるのかな。曲調がアップテンポなんでサラっと流れていきますが、スローテンポにしてバラード調にするとグッとエモくなる部分です。そしてDm7へ行く間にベースがC#へ。経過音的移動ですが、A7/C#じゃなくC#dimとしたのはDm7へグッと行きたくなる感じがあっていいなぁと思ったので。

ワンダデイドリームの部分はまさにワンダーデイドリーム!Dm7からBbM7への経過コードみたいなもんなんでしょうか、全体的に下がっていくお洒落進行ですね!Cm7はVmでトキメキエモポインツのひとつ!今回経過的に登場は一瞬ですが、これも出てくる状況によってはグッとくる感じがでますよね!よい!BbM7に対するツーファイブのIImですかね。

Faug/Bは通称"田中aug"ですね!詳しくは"雀が原中学卓球部「灼熱スイッチ」で呑む!“でどうぞ。ここでの登場はBbM7に対するV7。それにテンションつけたりどっか省いたりして裏のベース乗っけたらこうなりますね、たぶんあってる。ベース音もC→B→Bbと半音で降る例のイキスギ進行のようなお洒落進行です。メロディもコードトーンで流れでグッグッと押さえられて下がる感が気持ちいいです。ややこしいなw

BbM7→→Am7→Dm7→
Gm7→G7/B→C7sus4(9)→C7(9)

愛情マシマシ!2行目、誠心誠意の部分ですが、G7(II7)もトキメキエモポインツですね、今回はC7(V7)への一時的な誘導目的が大きい気がしますが、これも使われ方によっちゃぁグッとくるエモポインツ!ここをBdimじゃなくG7/BとしたのはGm7→G7への変化を感じたいから。その後のsus4はいったん遠回り、ハッキリしたC7(V7)でもっかいF(I)へ。

F→→A7→C#dim→
Dm7→→Cm7(9)→Faug/B→
BbM7→→Am7→Dm7→
Gm7>Am7>BbM7→C7(9)

いえーす!ともういっかい繰り返す感じ。一回目とほぼ同じですが、「いっがっいとっ(意外と)」が強調されてます。こーいった感じも全然悪くない!一回目と合わせてこのパートはなんかどことなくもやもやしたAメロBメロと対照的なぐらいハッキリしてるというかなんというか、サビ!って感じがしていいですよね!ところどころ小賢しいお洒落なところも散らばめられて気持ちよい!

サビB

ボーノボーノ!やってきましたまさにボーノなパート!ここがあってこそのこの曲じゃなかろうか!このパート、きゅんきゅんきちゃう!ハートにぱんちぱんちぱんちです!完全にお口にあってます!ありがとうございます!

Gm7(9)→C7→Am7→Dm7→
Gm7→C7→Am7→Dm7→

2536、逆循環的進行、これも抜け出せるのかってぐらいい、いつまでも続きそうな雰囲気ありますね。サビAの明るさもあって後半だぞ!って雰囲気もあります。

Bm7-5→C7→Am7→D7
(Gm7)

Bouno!!! ループを抜け出させてくれたのはまずBm7-5ですね、これはBbM7(IV)→D7(V)の間に挟まるときに出てくるハーフディミニッシュ。さらに終盤だぞ感が出てイイ!

そしてD7!!!これはVI7、ベタならさっきの進行のようにDm7なので一時転調的トキメキポインツです。これもエモいし、こうゆう循環系で急に出るとふわっとした感じもします。気持ちいいよね!!イイ!!!ループ抜けますよ的合図にもなってますね!!

Gm7→C7sus4(9)>C7(b13)>F→F#dim
Gm7→C7sus4(9)>C7(b13)>F

お口にあいますか?いえーす!あいます!!なんでこんなややこしい書き方になったんだろう、Gm7→Bb/C>Caug>F→D7/F#…というのがたぶん正しいんじゃないだろうか。sus4による"遠回り感"とb13thの気持ちよさを強調したかった。b13thって言いたいだけ!あとF→Gm7へのツナギ的存在ってのもAメロでこうしたから揃えた。

IIm7→V7→IのV7の中の刹那にb13thの響きがあります。メロディもそこつつきます。ブルージーです。これがたまらん。あー気持ちいい。

F#dimの部分はD7/F#、D7がGm7に対するセカンダリードミナント、ベースはF→Gの経過音、F(I)で1回落ち着いたけどこのコードで「もっかいイクぜ感」がグッと出てそれがまた気持ちいい。そのままもっかいツーファイブでフィニッシュ!!完全にボーノ、お口にあって仕方がない!ありがとうございますありがとうございます!

このパートはなんと称すべきか!

この曲、サビBが終わり、2回目のBメロまでの間になんかあります!ここなんてゆうんですか?!なんと呼べばいいのですか?!間奏といえば間奏だけどAメロといえばAメロ、かといって1番のAメロとは何もかも違う!

F7→→→F7→→→
F7→→→Bb7→→C7→→

F7→→→→F7→→→→
Bb7→→→→Bb/C→→Caug

ベースのリフがかっこいい部分。これはもうブルースですね、IとIVがセブンスです。通常IM7、IVM7のところI7、IV7となってるときたらもうブルースってもんですよ。後半部分のツーファイブはさっきと同じっぽいんですがあっさり表記になってます。なんとなくです。

ギターソロ後の大サビ? Aメロ?Bメロ?

これまたなんと呼んでいいのか謎のパート、Cメロまたは大サビと呼ばれそうなところですが、よくわからん。ちょっとワタクシが決めるも忍びない。なにせ「ギターソロの後のところ」です!

BbM7→→Am7→→
Gm7→Bb/C→FM7→F7(9)>
BbM7→→Am7→Dm7→
Gm7>Am7>BbM7→
Gm7>Am7>BbM7→
C7sus4→→→→
C#7sus4→→→→

さあ扉開けてってアレここ、歌詞もメロディもAメロと似てます。同じようなメロディを違うコード進行でやっちゃうお洒落っぷり。IVから入って降っていく感じはBメロ感があります。FM7から一瞬F7(9)が鳴ってBbM7へ行きます。BbM7に対するセカンダリードミナント、一瞬ですが綺麗な響きですね!

コード進行関係ないかもだけどアレンジもリズムが消える落ち着いたところから入ります。ベースも高いところをメロディアスに動いて気持ちいい。ピロピロの豪華なギターソロからのジーエーピー(GAP)がいいですね!

徐々に盛り上がっていき、進行ではGm7→Am7→BbM7を繰り返すBメロで出てきたやつでさらに盛り上がり、C7→C#7!!!出ました定番ともいえるV部分で半音上がる転調です。これ以降key=F#となります。ベタな転調なんだけど、その他が小賢しいお洒落な分、ばちこーん決まりますね、気持ちいい。こういう転調って曲中に何回も出てこないからこの変わり目部分はやっぱ気持ちいい。

これまた関係ないけど、半音上がる転調って気持ちいい、気持ちいいんだけど弾く側の難易度くそあがりません?!いまだにパニクる!脳みそにトランスポーズ機能つけてほしいです。慣れるしかないんでしょうね、きっと!

まとめ

なんかドタバタと忙しない印象ですね。いい意味で。かわいらしさの奥にジャジーでブルージーな要素。まさに「ほっこり日常にちょっぴりスパイス」、まじで未知なるパラダイスでした。ほんとうに"くーるん"とかきまぜられましたし、自慢のフレイバーも味わえました。いやぁ本当にご褒美タイム。

酒もうまいってもんですよ。ほんとうはコーヒーなんだろうけどワタクシ的にハイボールな気分ですね、なんとなく。至福。こーいった感じもあーいった感じも全然悪くない!きゅんきゅんでハートにぱんちぱんち喰らいまくりの逸曲でした!ごちそうさまでした。